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いつの時代でも美食を上回る悦びが

   

「昨日、とうとう水揚げしちまったぜい」「実は、私も初物をいただきましてねぇ・・・うまかったですなぁホントに」
美味なる季節、食に貪欲になる人も多いはず。
脂がのった魚に熟れた果実、香り豊かなキノコ。
考えただけでヨダレが出そうだ。
でもこちらの旦那衆、どうやら違うヨダレを垂らしているようで・・・。

「水揚げ」とは、芸妓や娼妓が初めて客と肉体関係を結ぶこと。
「あの娘は、昨夜が初店だったんですよ・・・ふふっ」という場合もほぼ同義。
自分が最初の客だ!花柳界で、彼らはそう自慢していたのだろう。
今も昔も、男のサガと処女崇拝は変わりませんな。

というわけで、いつの時代も、「初物=処女」は男にとって季節の美味以上にありがたい存在。
ほかにも、「生娘」「未通娘(おぼこ)」など、処女を指す古語はたくさんある。
さらに、「昨夜は新鉢を割らせていただきました」などと風雅な表現をする輩も、ちゃっかり処女をいただいている。
「破瓜」は、セックスによって処女膜が失われることで、同様に処女破りの意味だ。

「あの子はたぶん、まだピンクだね」「そりゃそうさ。彼女のつぼみをいただくのは、このオレだからね」
昭和初期になると、そんな言葉が交わされていたかもしれない。
「ピンク」も「つぼみ」も処女の隠語。
が、同じ艶やかな表現でも、「キミはローズのようだ」などと言うのは、この時代のご法度。
ローズとはroseではなく、looseの転訛だとか。
処女ではない女性の意味なのデス。

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