世の男が憧れる純潔は守るではなく作る?

男性が永遠に憧れる処女膜。
しかし、もともとそれが男の名前だったと知ったら夢も興ざめ・・・?
処女膜は英語では「hymen」。
これはギリシャ神話に登場するバッカスとアフロディテの息子の名前なのである。
そもそも処女膜=汚れのない美少女のもの、という勝手な想像を膨らましている人にはお気の毒。
サル、クジラから、はたまたネズミにいたるまで、哺乳類には処女膜を持つものは少なくないのだ。

ところで、膜といってもその正体は膣口にある伸縮性に富んだ粘膜のヒダ。
初Hの際の出血は処女食いの醍醐味かもしれないが、激しい運動をしたりすると徐々に穴が広がり、ペニスを入れても出血しないことも多い。
それでも世界各国、男の処女膜信仰は強い。
トルコでは、処女を検査する制度が廃止されたのは、なんと1999年になってからのこと。

わが国で処女膜という言葉が使われ出したのは「解体新書」だとされるが、以来、処女膜は純潔の証。
現在も処女膜再生手術を行っている美容外科は少なくない。
破れた膜の周囲に糸を通し、中心に縫い縮める方法が主流で、ペニスを挿入する際に糸が切れるという仕掛けだとか。

さらに人工処女膜なるものも。
中国の漢方薬販売会社のものが多いが、腔口にセットすれば挿入時に血のようなものが出てくる。
「喘いだり、痛がったりすればより効果的」らしい。
一瞬のために高額をかけるのは女ゴコロ?
ちなみに原料が怪しいものも多く、注意を呼びかける情報もある。

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