芸術家たちも患った梅毒はコロンブス一行の旅土産

難聴というハンディを抱えつつも、数々の名曲を残した作曲家ベートーヴェン。
20代で始まった難聴は、先天性梅毒のせいとする説、知ってた?
さらに数多くの芸術家や哲学者たちも、性病とは無縁ではなかったらしい。
ゴーギャン、ゲーテ、モーパッサン、ニーチェ、シューベルト、ロートレック・・・。
歴史上名高い面々が、性病に侵されてきたのであ~る。

淋病などの性病の歴史は古いが、梅毒を初めてヨーロッパに持ち込んだのはコロンブスご一行様。
西インド諸島の人々との性交渉によって梅毒に感染した船乗りたちは、航海を無事終えるや否や娼家へ。
さらに彼らの一部は、イタリア戦争時、フランス軍傭兵としてナポリヘと赴いた。
勝利を収めた彼らは、ナポリの売春宿で官能的な夜を過ごし、梅毒が蔓延。
フランスとイタリアはそれぞれ「ナポリ病」「フランス病」と言って押し付け合っていたとか。

日本には、江戸時代に貿易港から上陸。
当時、遊郭には梅毒を含めた性病がはびこり、遊郭で遊んで性病に罹る確率はなんと30~40%。
あな恐ろしや。
こうした性病は、昭和初期までは「花柳病」と呼ばれてきたが、旧軍の軍隊用語では「三等症」。
一等(戦傷)でもなく、二等(疾病)でもない、まさに不名誉な病気だった。

さて、梅毒はかって命にもかかわる病だったが、1943年抗生物質のペニシリンが発見されてから、ほぼ完治できるようになった。
といっても、奔放すぎるオアソビにはご注意を。
コンドーム装着も感染予防には必須ですぞ。

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