かつては鶏姦罪に問われたアナルセックスは禁断か?

アナルセックスの経験はあるだろうか?
ある調査によれば、日本人の経験者はわずか11%。
世界平均は35%で、ギリシャ人とチリ人は55%で世界一、イタリア人も50%を誇っている。
その歴史は古く、古代ギリシャ時代から行われていたともされる。
キリスト教文化圏では、カトリックにおいて処女性が重要視されていたこと、また中絶が禁止されていることなどからアナルセックスが広まったという説もある。
ちなみに正式な英語では、アナルは形容詞で、アヌスが名詞。
「anus」はラテン語の輪が語源だ。

一方、わが国でもかっては僧侶と稚児、衆道などの間で行われていた。
鶏姦という言葉をご存じだろうか。
獣姦の類ではありません、念のため。
鶏姦とは男色のこと。
明治5年には、白川県(現在の熊本県)から、県内の学校で男色の騒ぎがあるのでそれを取り締まる法律を作ってほしいという要望が司法省に出された。
その結果、鶏姦罪が誕生する。
和姦の場合は懲役90日、強姦の場合は10年という刑が科せられた。
その鶏姦罪は、明治15年から施行された旧刑法で、現在は廃止されている。

ところで鶏姦とは中国に語源をもつ言葉だが、最近の中国では「鶏」は売春婦の隠語として使われているとか。
これに対して男娼を指す語は「鴨」である。
現代では、アナルセックスは決して禁断の行為ではない。
なかには、両方の穴にふたりで挿入するダブルペネトレーションも。
これ漢字でいうなら「嬲」といったイメージ。
なぶると読みます。

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