「オレなんかもう、はめまらだからさあ」などというボヤキを耳にしたことがある人も多いはず。
マラをハメる・・・?なんだかご立派なモノを想像させるが、実はその真逆。
歯+目+魔羅で、「はめまら」
年齢を重ねるとダメになっていく順番なのである。
歯は歯周病による歯抜けなど、日は老眼、自内障など。
では魔羅はどうしてダメになっちやうの?
血管の老化現象によって血流量が低下し、勃起硬度が落ちるのだ。
などと正論を申し立てても始まらない。
「ふにゃチン」「ダメチン」「不甲斐ない息子」などとかわいい愛称で呼んでみても、どうにもならない。
なかには、点火したはいいが、「昨夜は、中折れしちゃって・・・」と息子ともども頭を垂れてガックリしている人もいるかもしれない。
「オレは中萎え」「私なんか、立ち消えです」オヤジが集まると、そんな会話も繰り広げられよう。
「そろそろバイアグラに頼るしかないかもしれない」「レビトラもいいらしい」今でこそED治療薬があるが、昔の男たちは自然に頼るしかなかった。
「勃たぬなら勃たせてみよう」と織田信長が言ったかどうかは知らないが、代表的なのが「イモリの黒焼き」。
また、江戸時代の男たちなら、「とうとう鎧形を使う年になってしまった」と道具に頼ったやもしれぬ。
鎧形とは水牛の角などをペニスの胴体部に装着するもの。
「勃たぬなら勃つまで待とう」ではいけないのだ。
ところで、「ミーマラパーさあ」というのは沖縄のおじい。
ミー(目)、マラ、パー(歯)である。
男ならやはり、はめまらの方が少しはマシ?
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