「さあさあ、花電車だよ」
 ストリップ劇場でそういわれたら、もちろんそれは装飾された路面電車のことではございません。
 では、なにかといえば、女性器を器用に使ったすばらしきパフォーマンスのことである。
 「よっ、生け花〜!」
 と声が飛び交っても、それはまだまだ序の口。
 これは、女性器に花を生ける事。
 ほかにも、女性器に筆を挿入し、しゃがんで字を書くのが「習字」、卵を出し入れするのが「産卵」。
 女性器に筒を入れて矢を飛ばす「吹き矢」もすごワザだ。
 花電車はさまざまなバリエーションで魅せてくれるが、なかでも上級のワザといえば「バナナ切り」である。
 アソコの入り口ですっぱりとバナナを切ったら、それはもう拍手喝さい雨あられ。
 ブラボー!ワンダフル!「すごい巾着だよなあ」
 オッサンたちは、そう褒め称えるかもしれない。
 巾着とは、その形から想像できる通り、締りのいい名器のこと。
 「いやいや、案外タコツボかもしれんぞ」
 これも腔口がよく締まる名器の一種だが、腔内の締まりは比較的ゆるい。
 「俵締めもいいですねぇ~3段締めにはめったに会えませんがねぇ。」
 タコツボで腔内にも締まる部分があれば、それは俵締め。
 腔口とほかに一カ所なら2段締め、2カ所なら3段締めと呼ばれている。
 高度な花電車を披露してくれる女性に、こうした名器が多いのは当然。
 男なら誰もが一度は、そんな名器とお手合わせ願いたいものだ。
 とはいえ、彼女たちに乗るのは叶わぬ夢。
 花電車は客を乗せずに走るもの。
 残念ながら、見せるだけなのだ。
決して乗れない見るだけの名器とは?
未分類
コメント