「インスイが好きで・・・。」
 こんな言葉を耳にしたら、それはすなわち飲水?
 いやいや、そうではない場合も多いようだ。
 性行為のために女性が興奮すると、性器からバルトリン氏腺液、腔液などと呼ばれる粘液が分泌される。
 これが男性諸君が大好きなインスイ=淫水である。
「蜜をすくい取るのが大好きなんです」
 などという人の蜜もエッチで甘い蜜。
 こういう輩は、おそらく甘酸っぱいあの香りに惹かれているのだろう。
 そう、バルトリン氏腺液は酸性が強く、独特の匂いを発する。
 ほかにも愛液、おつゆ、マン汁、白水、菩提水などなど同義語は数多い。
 また古くは保津、女津などという呼び方もされたそう。
 ちなみに「津」には、唾、汗など人体からしみ出るものという意味がある。
 風雅な表現はさすが日本人!
「アイ・ラブ・ジュース」
 というアメリカ人がいたら、そやつもなかなかエッチだ。
 英語ではジュースのほか、日本でもお馴染みのラブ・ジュース、さらにクリームなどという単語も使われている。
さて、「彼女のアソコは淫水焼けしていて・・・」
 そんな言葉を聞いたことはないだろうか。
 淫水焼けとは、頻繁な性行為で性器が黒ずんでしまうこと。
 男性の場合は誇らしいことであり、逆に女性の場合は褒め言葉ではない。
「あなたのペニスは青大将のようね」
 と彼女に言われたら、それは褒め言葉?
 青大将といえば、体長1~2メートルで日本本島最大の蛇のこと。
 しかし答えはノー。
 淫水焼けしていない、つまり経験の少ない青白いペニスが青大将なのだ。

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