古代エジプトやキューバでは小さい方が美しい!?

巨乳、豊乳、はたまた爆乳から美乳まで。
乳にもいろいろあるが、最近のわが国では、ビッグサイズが流行りである。

しかし、かって日本でも、「胸が大きい女は頭が悪そう」などと侮蔑的な言い方もされたように、美しいとされる形やサイズは、時代や場所によって変わるのだ。
例えば、古代エジプトでは小さい胸が好まれ、古代ギリシャ・ローマ時代にはこんもりと盛り上がった胸が美しいとされた。
さらに、18世紀にはリンゴを思わせる掌サイズが人気だったとか。

さて、寄せて上げたりパットを忍ばせたり・・・。
美しい胸を作り上げる女性の涙ぐましい努力は、今に始まったことではない。
19世紀のヨーロッパではすでに、人工乳房なるものがご婦人たち御用達に。
素材はゴムやサテン、ラクダの革などさまざまで、中に空気を入れて自在に大きさを調整できる優れものだった。

ちなみに、日本では現在、巨乳という言葉がすっかり定着しているが、この言葉が登場したのは、1980年代後半の週刊誌が最初とされる。
ではその前は、何と読んでいたかというと、「ボイン」である。
1960年代後半、当時の人気深夜番組「11PM」の中で、司会の大橋巨泉が朝丘雪路をからかって言った言葉がこのボイン。
これが世を席巻した。
所変われば乳事情も変わる。
カリブ海に浮かぶキューバはラテンの血が流れる情熱的な国。
かの国では、小ぶりな胸が美しいとされ、2000年代初めごろから貧乳手術が流行しているという。

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