東洋と西洋で異なる価値観?日本ではヘアとして進化したのだ

無毛の女性のアソコは、一般的にパイパンと呼ばれている。
でも・・・いったい、パイパンって何?
そもそも牌白板(パイパン)とは、上に何も描かれていない麻雀牌のこと。
この言葉が普及する前は、素焼きの土器である「かわらけ」という名が一般的だった。
そのパイパンは、現代日本ではマニアのお好み。
だが、古代ギリシャなどの文明では、陰毛を含めた体毛を剃ることが女性の美しさの象徴とされてきた。
女性の裸体を描いた絵画や彫刻は古代からあるが、そこに陰毛が表現されるようになったのは19世紀後半~20世紀初頭になってからだ。

一方、わが国ではというと、陰毛は古くは一人前の女性の証とされてきた。
その陰毛をヘアとしたのは、1974年の週刊誌が最初。
やがてヘア・ヌードなる言葉も誕生する。
今や日本でも、陰毛ビジネスはお盛んだ。
ビキニラインのカットや整髪などは、美容エステでは当たり前。
なかには、女性のためのアンダーヘア専門の美容院もある。
シャンプー、カット、ブリーチ、マニュキュア・・・などと普通の美容院とまったく変わらないメニューがそろうのだ。
さらには、陰毛かつらなるものまで存在するほど。

ところで、どうして陰毛は縮れ毛なのか。
陰毛の断面は楕円形。
さらに毛には太いところと細いところがあり、これらの要因で毛は縮れるのだという。
しかし、なぜ?大切な部分をクッションで守るという説もあるが、まだ解明されていない分野なのだとか。

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