古今東西、基本的にはタブー、でもインドでは・・・?

禁断の愛には、なぜか惹かれてしまうもの。
とはいっても、近親相姦は、古今東西タブー視されてきた。
古くは、かの暴君ネロと母親のアグリピッナは近親相姦関係にあったとか。
この関係はローマ中のスキャンダルとなり、ネロはその沈静化を図るべく、刺客を送って母親を殺害したとされる。

わが国で、姪と通じていたことで知られるのが島崎藤村。
その体験を綴った小説「新生」を発表すると、姪は国内にいられなくなり、台湾へと送られてしまった。

ところで、近親婚の概念は、国によって違いがある。
現在の日本では、4親等以上離れていれば結婚が認められるため、いとこ婚はOK。
イスラム文化圏では、血縁の濃さを喜ぶ傾向などから、いとこ婚が多いという。
ところがアメリカでは、いとこ同士の結婚は25の州で禁止。
中国や韓国などでは、祖先が同じ出身地で同姓(同姓同本)の結婚はタブー。
グルジアでは、7代先までさかのぼり、共通の祖先がいないことが確認できなければ結婚できないのだ。

一方、古代エジプトでは、近親婚は容認または奨励されていた。
唯一の女性ファラオだったハトシェプスト女王は、トトメス1世の娘で、トトメス2世の妻で、トトメス3世の義母というややこしい関係。
クレオパトラも弟と結婚している。
近親婚は、権力と血統の純潔性を守るためだったようだ。

最近インド11都市で行われた調査によると、対象男性の14%が家族の一員とセックスしたことがあるとか。
事実ならば、かなり衝撃的である!ま、まじで~・・・?

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