神様、仏様に姿を変えたありがた~い存在とは?

「天岩戸をどうしてもこじあけてぇ~!」と躍起になっている輩がいたら、神話を追うロマンチスト・・・?

天岩戸とは、日本神話に登場する洞窟。
太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になってしまったという伝説の舞台である。
けれど、そやつは神が隠れた洞窟だけでなく、寺社の厨子をも開きたいと願っているとしたら。
その場合の天岩戸とは、女陰を指している。
だから、「御開帳だぜ、めったに拝めないぜ~」などと言って必死にありがたがっているのも、女性が足を開いて惜しげもなく陰部を見せているから。

ムスコともどもご利益にあやかろうと、拝んだ先に見えるのは「内陣」か「奥院」か。
はたまた「御本尊」か「観音様」か。
これまたすべて、女性器を表す隠語。
あまりのありがたさに思わず触ってみたくなるが、決して触れちゃあいけません。
見るだけ、拝むだけ!
「おっとその前に、玉門をくぐるのを忘れちまった」と踵を返しても、玉で飾られた立派な門を通るわけではない。
「玉門」も女性の陰部を表す言葉で、またの呼び名を陰門ともいう。
女性器は神格化までされ、ずいぶんと崇められているが、一方で仏僧たちは、「一切衆生迷惑の門さえなければ・・・むむっ」などと悩んだかもしれない。
一切衆生(生きとし生けるもの)の心を惑わし、修行の妨げとなったのが、女性器である「一切衆生迷惑の門」や「一切衆生迷惑所」だったのだ。

キケンなものに惹かれるのは男の性。
神様、仏様、どうぞそんな男をお許しください。
そしてできれば、昇天させてください!?

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