大事なのは竿よリタマ?欧州男性も見栄を張っていた?

クールビズで夏季には活躍の場が少なくなるネクタイ。
クロアチアの兵士が妻や恋人から贈られた布を首に巻いて出陣したのがその起源というのが定説だ。
しかし、異説があるのをご存じだろうか。
中世~近世ヨーロッパでは、男の性を強調するために、股間にゴッドピースなるものが付けられていた。
これは睾丸を大きく見せるためのもので、日本語に訳せば股袋。
寄せたり上げたり、パットを駆使したり。
性の象徴を偽造したいのは女性だけではないのだ。
やがてズボンが発明されるとゴッドピースは消滅し、その代替として登場した男性のシンボルがネクタイだった、というのである。

ところで、男性のモノといえば、もっぱらペニスばかりが話題にのぼる。
が、極言すれば、睾丸の大きさは精巣の大きさ。
そしてこれは、精子の生産量と密接に関わっているといっていい。
だから女性がパートナーを選ぶときは、竿だけでなくタマのサイズもきちんと確認した方がいい?

その大事なタマに痛手を受けた歴史的人物がいる。
幕末の英雄、あの勝海舟である。
幼いころに犬に睾丸を噛まれて危篤状態に。
以来、大の犬嫌いとなったとか。

この人のタマも大変なことになった。
幕末の志士、西郷隆盛を襲ったのはフィラリアによる象皮病。
睾丸が異常に膨れ上がり、一説ではその大きさは人の頭大。
そのため、馬に乗ることができず、また西南戦争に敗れて自害した首のない遺体が本人と特定できたのもこの巨大な睾丸だったとされる。
英雄の哀しい過去である。

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